陶歴
明治期、大和作太郎(松緑)の子、春信は作太郎が開窯した『松緑窯』より西側斜面に四連房式登り窯『林椿庵・春信松緑窯』を増窯。
その後百数十年に渡る伝統窯を代々で守り『萩焼 大和春信松緑窯』現陶主に至る。
■昭和34年
松緑窯開窯四世代目 大和春信松松緑窯に生まれる
■昭和57年
西部工芸展、九州山口陶磁展、西日本陶芸展
他展覧会等で入選、入賞他
山口市(市長室) 作品お買い上げ
■昭和62年
日本陶芸展入選(以後7回入選)
日本伝統工芸展東京本展連続入選
日本工芸会正会員(山口支部最年少正会員)(以降本展18回入選)
■受賞歴
山口伝統工芸山口支部長賞・NHK山口放送局賞
朝日新聞社賞・yab山口朝日放送局賞・広島そごう賞
下関大丸賞・特別審査員賞・他受賞歴多数
■個展・催事
大阪近鉄百貨店、大阪大丸百貨店、奈良近鉄百貨店、広島そごう、香川県高松市(紅峰山・興願寺書院)、美術館依頼展示、博覧会催事展示、他列品多数
■表彰
平成15年 山口県『文化振興奨励賞』表彰
平成29年 山口県『文化功労・県薦賞』表彰
■現在
各展覧会出品、県内外多数個展、特別催事出品、列品解説等
各陶芸教室(講座専任講師)
■所属
萩陶芸家協会所属、山口萩焼作家協会所属、
日本工芸会山口支部所属(日本工芸会正会員)
器土逢楽 -きどあいらく-
幼少の頃、無邪気にやっていた土いじりは炎に魅せられ早数十年の時が過ぎました。窯元に生まれ職人の中で育ち、今日まで焼き物ひとつで歩んでまいりました。「ものづくり」に対する探究心だけは止む事を知らず、一碗に掛ける想いを土に託し窯を焚いております。一人でも多くの皆様方が土の温かみに出逢い、器として、家族として愛されます事を心より願っております。
大和 稔
作品
萩粉引窯変花器
径41cm×高36cm
波状紋炭化花器
径18cm×高35cm
金彩萩黒釉花器
径50cm×高27cm
萩粉引刷毛目鉢
径50cm×高19cm
波状紋角皿
縦40cm×横40cm×高4.5cm
萩緋紋炭化花器「翔」
横75cm×縦41cm×高26cm